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孫崎享氏Twitter 2012.09.05

 

戦後史の正体

ある新聞社での出来事。何か変と思いませんか。(「戦後史の正体」の書評書いたらとの提言に上司曰く)「どうせベストセラーになる本だから我が社でわざわざ書評をだす必要もないだろう」、ということで現在大手紙の書評なし。


非常にヘンだと思う;)
しかし、この「上司」の心理はミエミエで、ジョージ・オーウェルも1945年に「出版の自由」で解説している。

そして問題なのは、ここで「何か変だと思う」タイプは、日本ではまだまだ少数派であることだ。
この上司が屁理屈を言っているのは明らかだが、恐らく部下たちは、若い人ですら、「世の中、正論がいつも通るわけじゃないですし」と、あっさり訳知り顔になっていることだろう。
そうでなければ、ニ極化格差社会が放置されたまま、などあり得ない。

もっとも、そんな訳知り顔の部下にしても、初めは「それはおかしい、フェアではない」という感触は得ると思う。しかし、次のステップで、早くも孫崎タイプと訳知り顔タイプとでは、決定的な違いが生じる。つまり、自分の主張を貫くことにするか、上司に追随するか。

まァ、こんなことくらいでいちいち上司に逆らうのはバカらしいというのはあるだろうが、何か他の「これだけは譲れない!」と思った場面だったらどうか。
残念ながら今の日本では、それでも上司の言いなりになってしまう者が殆どだろう。そもそも「これだけは譲れない」というものなど無いのかもしれない。
「上司の言いなりで、何でいけないの?気に入られて、早く出世できるんだから、いいじゃん」-これである。
こういう手合いが「時の重光葵外務大臣は、GHQの最初の通達-①公用語は英語にする ②通貨はドルにする ③裁判は米国が仕切る-これらを撥ね退けたのです」と聞いても、
「何で撥ね退けなければいけなかったの?」となってしまう。

結局、「対米追随」の風土は日本社会に広く深く浸透してしまった。「寄らば大樹」、「長い物に巻かれる」を地で行くヒラメ、コバンザメばかり、つまり、物事の本質を熟考できない、薄っぺらな人間ばかりにしてしまった。

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