NHK-クローズアップ現代「どうなる菅政権~民主党・岡田幹事長に問う~」

先日開かれた民主党両院議員総会/党大会後のインタビュー。
この総会/党大会の様子は、一部だけながら既に見聞きしていた。
そのため、岡田氏の言葉には尚さら胸クソ悪くなるばかりだった。
人をナメたように首を傾げ、「防弾ガラス」の向こうから、涼しい顔してデタラメを放言している風にしか感じられない。
これが原理主義者といわれる人物の言い草なのか。何が原理主義者だ!
当初は「原理、原則に忠実」なのかと思ったが、とんだ食わせ者である。
急所を突かれると、直ぐ意固地になるタイプというだけのことだ。立場の弱い者の言葉を真摯に聴く度量もなければ、機転も利かない、ただ自己チュウなだけ。
そうじゃないなら、何故これほど民主党が忌み嫌われているのか、誰もが納得する言葉で正直に答えようとするはずである。だが、この男にそんな考えは一切ない。「自分は常に正しい」からだ。「いや、そうは思っていませんが、何でも本音を喋ればいいというものではありません。そこは、事情をお察し頂きたい」とでも言うのだろうか。
もう多くの人は「バカに付ける薬なし」と諦めているだろうが、言うだけ言っておこう-日本の国民が大人しいのをいいことに、平気で我々一般人を裏切り続け、その言い訳を強弁しっ放しで、安全圏に居座ったままだから許せないのである。
一般国民の支持が欲しいなら、最低限「あなたの言い分が正しいと仮定すれば...」という思考方法を持たねば話にならないと知るべきだろう。その線上で主張するなら、コミュニケーションが成り立つからだ。だが、その可能性はゼロだ。ジャパン・ハンドラーズに連なるこの国の支配層に阿ることが彼らへの至上命令だからである。
とにかく、もう後の祭りだが、こんなヤツらに権力を持たせてはいけなかった。

一方、放送終了後にNHKに電話して、番組担当者に以下の二つを訊いてみた。(※クローズアップ現代の場合、放送当日の20:15頃であれば、番組担当者に取り次いでもらえる可能性がある)

1)小沢氏の「政治とカネ」について、具体的に何を疑っているのか、岡田氏に問い質すつもりはなかったのか?

菅首相も一切明言していないが、番組では岡田氏も「国民が疑念を持っているのだから、小沢氏自ら国会で説明すべき」だけだったのである。それこそ、こんな説明で国民が納得するとでも思っているのだろうか?!-ということだ。しかし、そもそも小沢氏の「政治とカネ」疑惑自体がデッチ上げであることくらい、岡田氏が知らないはずがない。知っていながら小沢潰しに精を出す確信犯を追求しないNHKは、ただの御用メディアということになる。

2)枝野・新官房長官が過去に中国に対して「悪しき隣人」等の暴言を吐いたことを問題視するつもりはなかったのか?

枝野氏が幹事長代理だった昨年10月のこと。リンク先の天木氏ブログにある通りである。本来なら、「何故こんな人物を官房長官に?!」と問い詰めてこそだ。

だが、30分以上話すも、ついに明快な回答は得られなかった。
応対の方には、こちらの話を終始丁寧に聴いて頂けた印象があるのだが...
分かりきったことながら、決して「みなさまのNHK」ではないことを再認識した。
そんな、歴史的に偏向(=米国言いなり)報道がベースにあるNHKなどは、さっさと国民から見放されて欲しいとも思う。