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テレ朝サンデー・フロントライン-天木氏出演(2)

 
番組を見てみたが-情報テロ?「ウィキリークス」-のタイトルで件のパートが始まった。
嫌な予感がしたが、とりあえず「天木節」が歪められることはなかったようだ。

外交当局者がやりにくくなることは確かだと思いますが、それを補って余りある圧倒的な正義の実現といいますか、弱者の立場を守るという非常に大きなメリットがあると思っています。なんの理由もなく犠牲になった人たちは誰に抵抗をぶつければいいのか。「それに代わって戦争犯罪を告発する」というアサンジ氏の言葉に感動しました。


対する田中均氏-

内々に話したことが公になるならば、たぶんその国の外交官とは二度と話をしない、ということになるわけですよね。こういうもの(外交文書)が簡単にリークされてしまうということだとすればね、これは外交活動が営めなくなってしまうというぐらいのインパクトがあるでしょうねえ。
(中略)
交渉において「秘密を漏らさないことが鉄則」であると言うつもりは全くないです。ただ、北朝鮮と、例えば拉致されている人について膝詰めで話をしているときに、それが万が一外に出ると人の命が危うくなるわけですね。ですから、そんなこと(機密情報の公開)はあり得ないです。


ウィキリークスが出てきた背景や彼らの立場に何ら言及なし。テーマの趣旨にストレートに向き合わない語りまであったが、天木氏の時間枠を減らしたいテレ朝の意図だったのだろう。言っていることはもっともらしく聞こえるが、それも権力側の人間が「善人」であればの話。だが、そうではないと今や多くの一般市民が感じている。そして、その証拠をウィキリークスによって突きつけられた田中氏側の立場の者たちが、あたふたしているという図だと思う。
それにしても、番組では他の評論家、学者、ジャーナリストらのコメントもあったが、天木氏のように自分の立場をはっきりさせていた人は皆無だった。まあ、日本ではいつものことである。
実は今回のご出演に先立ち、天木氏はメルマガ読者の意見も募っていた。かつてないほどの反応があったとのこと。私も一応、次のようなメールを送った。

テレ朝インタビューの件、メルマガ/ブログでのご持論を大いに語って頂きたいと思います。
一方、一読者の私の考え(というより「印象」程度ですが)は以下の通りです。
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技術屋が、技術を武器に公平な世の中にしたいという自分の理想を守ろうとしている姿に映る。「技術屋、かくあるべし!」と思う。

戦争でも何でも、権力者が悪事を働くとき、いずれはブレーキがかかり、止めざるを得なくなる。
しかし今日、権力者たちは、あの手この手でそんなブレーキがかからないよう、以前にも増して何重にも「堀」を廻らしているように見える。
あるいは、彼らが天に向かって吐いた唾は、なかなか落ちてこないようになっているかのような印象を持つ。その結果、やっと悪事が収束した頃には夥しい犠牲者が出ているというパターンが当たり前になっていると思う。
この流れを変えるには、「権力者が天に唾したら、直ちに自分の顔に落ちてくる」という状況を作る必要がある。
惑星探査機にしても、本来乗っているべき軌道と、実際に飛んでいる軌道との誤差をリアルタイムで検出して、軌道修正していると思う。
あるいは、インターネット上の通信にしても、常に行き交うデータをチェックして、データの誤りを直ちに修正しているはずだ。それでこそ正常なシステムであり、ウィキリークスは「政治」というシステムを正常に機能させるために、当たり前のことをしているだけだともいえる。

南アでのサッカーW杯では、審判の誤審が度々大問題になったが、それはあらゆる角度からのカメラ映像で実際に起きていたことが明らかになってしまい、審判が言い逃れできなくなったからだと思う。ウィキリークスもそれ(カメラ映像)と同じ役割を果たしていると思う。

大手メディアがウィキリークスに出た情報を報じるとき-どこかの政治家が「***はバカだ」と言った-という類の話しか伝えないのは何故か?-その理由を誰よりも分かっていて、危惧しているのがアサンジ氏ではないだろうか。
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以上、よろしくお願い致します。


テレビには、天木氏がもっと長く語れる番組を企画して欲しいと思う。
また、イラク戦争に反対して外務省を去ったことを「異色」などと形容して紹介するのも失礼だ。それを言うなら「勇気ある」だろう。素直にそう言えないところにも、テレビの立場がよく表れている。

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